●CrystalCPUIDを使ってCool'n'Quietモドキ
Cool'n'Quietと言うソフトを使えば負荷に応じて周波数を変化させる事が出来るので
低負荷時は消費電力を抑えられるので冷え冷え、と言うのがCool'n'Quiet(C'n'Q)のコンセプト。
が、このソフトは負荷を大雑把にしか捉えてないので
ココで本領を発揮したい!と言う時に本気を出してくれないのが難点。
と言うのもどうもタスクマネージャーのCPU使用率を基に変化させてるらしい…。
Dualコアの場合、片方のコアの負荷が100%の時にタスクマネージャーでは50%と表示される。
二つのコアに対して最大限(100%)の負荷を掛けて初めて
タスクマネージャーに100%と言う表示が出るわけである。
と言うわけなのでユーザーの思惑とのズレは避けられないようなのだ。
そこでDualコアをフルに使わないけどそれでもパフォーマンスが欲しい、と言う時に使えるソフトが
CrystalCPUID である。
Cool'n'Quietでは既に値が決められているがCrystalCPUIDを用いる事で
負荷に応じた値を自由に決められるのが特徴。
OCしてる人にもかなり使えるソフトだ。
通常、設定を行う際に使う数値はAMDが公開している仕様書から算出するのだが…
自分の使ってるAthlon64 X2 4400+は何故か仕様が公開されていない。
そこでCool'n'Quietと同じ設定にすることにした。
設定する時に注意しなければならないのがMultiplier(クロック倍率)に対するVoltage(電圧)で
この数値はある程度決まっているので、と言うか…
少しでも規定値からズレようものならPCがフリーズしてしまう。(;´Д`)
なのでCool'n'Quietの値は少なくとも動作に支障を来たさない数値であるので採用。
ちなみに以下のように設定。
Multiplier Voltage
Max 11.0x 1.275
Mid 8.5x 1.225
Min 5.0x 1.075
その他の設定はデフォルトのまま。
使用した感じ、C'n'Qよりスムーズに周波数が変化するので(・∀・)イイ!!。
ただデフォルトだと負荷が60%にならないとMaxにならないのでエンコする時には
リミットを外してやらないと行けないのが面倒なのでもう少し詰めてみる必要がありそう。
なお、現在はMaxに55%を適応させて様子をみてます。
Max->Midへは65%を境に、Mid->Minへは30%を境に設定。
今度は低負荷時に高クロック設定なので無駄がでそうで何とも…。
姉さん、自作の道は厳しいです。(´・ω・`)