●噂の「5000+ BLACK Edition」のレビュー
簡単にAthlon64 X2 5000+ Bluck Edition(以下5000+BE)のレビューを。
噂通りに倍率が上方向に可変。
5000+なので13倍から上が狙えますよ、と。
倍率が変えられるのでMBのFSB弄ったりメモリ電圧弄ったり…
とかの面倒な設定が一切いらないのが凄く嬉しい。
下手するとメモリやらM/B一式が燃えるしね…。
で、早速、6000+(3.0GHz)相当に回すために倍率を15倍に設定。
設定には普及している「CrystalCPUID」を使用。
CPU電圧はデフォルト値の1.350Vを指定…
するのも面白くないので1.300Vを指定した。
負荷測定ツールにSuperPIを使用、円周率104万桁を求めさせる。
結果は…30-32秒と言った感じ。
4800+(2.5GHz)と比較するとまぁまぁ速い。
ちなみにE6850(3.0GHz)は18-20秒くらいらしい…。(;´Д`)
続いて1.350Vのまま15.5倍にし、3.1GHzでπ焼き焼き。
結果は…だいたい31秒。大きな変化はなし。
調子に乗って1.375Vで16倍に設定、6400+相当を目指す。
しかし…何をしてもSuperPI実行中にエラーが発生。
SuperPIが強制終了してしまう。
でもPCがリブートすることは無かった。
もっと電圧を盛れば3.5GHzも逝けるらしい、けど逝かない。
さすがに空冷だと厳しい数字になるし…。
上方向、OverClockには結構強い5000+BEだが…
下方向、DownClockは弱い様子。(´・ω・`)
5倍の1GHzは0.800Vで動くも…何か挙動不審。
10.5倍を1.125Vで指定しBE-2300相当にしてみると…
負荷時にPCの強制リブートがたまーに入る。
どうやら下のほうには弱いようだ。('A`)
現状は…
Maximum:x13 1.275V
Medium :x9 1.150V
Minimum:x5 0.825V
で運用中。特に問題無し。
まぁ…簡単にOCする石としては良い。のかな…?
正直、最初の4800+(Rev.G)の方が低電圧耐性は強かったような…。