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2006年03月30日

●ドラえもん「のび太の恐竜2006」

一日更新サボったので今日も昨日の事を書きますです。

昨日は突然、映画を観たくなったのでCの中の人を呼び出して映画館に行ってました。
観た映画はドラえもん「のび太の恐竜2006」
いや…この時期、見たい映画と言うのは特に無かったのだが
リメイクと言う事でどの程度仕上がってるのか気になってはいたドラえもんを選択。

で、その中身ですが…

鉛筆画が中心の動画が色濃く出ており、製作スタッフの動画へのやる気は理解できた。
子供だけでなく、恐らく前作である第一作目を子供の頃に観た事があるであろう保護者も
子供と一緒に楽しめるようにしっかりと配慮されているのには関心した。
また、船越英一郎が演じるの黒マスクが凄く(・∀・)イイ!!
もうハマリ役とはこのコトを言うのであろう。渋いのがタマラン。(;゚∀゚)=3ハァハァ

…と、褒められたのはココまで。
残念な点がチラホラ。ネガティブキャンペーンの始まり。

一番最初のシーンで、何故か動画がカクガクになってるトコロが…。
判り難い例えではあるが、30fpsの動画を24fpsでエンコードしてしまった時に似ている。
と言うか、恐らくHD(1080i)への出力段階でフレームレートを間違えてしまったのでは無いだろうか…。
アニメは通常24fpsなのだが、CGのシーンは30fpsが多い。
しかし、プロがそんな簡単なミスをするとは思えない…が、仕様と言うのも厳しい。(;´Д`)

次に気になったのが、背景。
ところどころ背景にCGを使っているのだが、使ってないシーンも多い。
そのCGを使ってない背景の手抜きっぷりが…。
まあ、前科持ちの東映っぽいやり方ではあるのだが…
もうちょっとやり様は無かったのだろうか。

最後に、これは製作サイドとの捉え方の差になると思うのではあるが…
「おやすみ、ピースケ」のシーンがスタッフロールと一緒になってる点。
一番の泣き所は、もうココ以外には、無い。
ピースケと遊んだボールを抱えて、布団に入り、一言嘆く、その台詞。
原作のマンガでも映画でも、このシーンは最後の大トリである。
それが台詞無しでエンドロールの背景に原作の一コマがチラっと出るだけ。
最後のおまけが続くみたいなので期待していたら、フザケタ絵になって 
「また観てね」
って…。('A`)
折角のシーンが、感動が台無し。
正直、ガックリ来た。


と、色々言って見ましたが、今までの流れの中ではかなり良い方では?
今まで、とは声優が一新された後を指しますが。
詰めの甘さが何とも言えないけど、それは東映クオリティって事で。(;´∀`)