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2006年05月29日

●AM2とかCore 2 Duoとか

AMDから発表と相成ったDDR2メモリ対応の「Socket AM2」。
併せて、低消費電力版のAthlon64 X2やSempronも発表、と。
「Energy Efficient Desktop」、「Energy Efficient Small Form Factor DesKtop」の二種。
やはり大注目は、35Wで動作するAthlon64 X2 3800+だろう。
65W動作の4800+や89Wの5000+も正直なところ魅力的。
だが、やはり最も消費電力の低い3800+のインパクトが強い。
プロセスの如何は知らないが、OCして使えるのなら35W版の魅力は期待大。
CPに大変優れたモデルと言えるだろう。

が、問題は、お値段。
DDR2-800で最大のパフォーマンスを引き出せるように設計されているらしい、AM2。
そのDDR2-800対応のメモリがこれまた、高い。
CPU自体も89W版と大差無い値段、むしろ少し高いくらい。
現時点で入手できるモノとしてはコレしか選択肢が無いと言うのが仕方のないところ。


と、ここに来て見えてきた、Intelの次期CPU「Conroe」こと「Core 2 Duo」の予価。
リテール価格が以下の通り、とのこと。

●ハイエンドデスクトップ版Core 2 Extremeシリーズ (TDP 80W)
- Core 2 Extreme X6800:2.93G (266x11)/FSB 1066/L2 4MB , US$999
●デスクトップ版Conroe :Core 2 Duo Eシリーズ (TDP 50W以上)
- Core 2 Duo E6700 : 2.66G (266x10)/FSB 1066/L2 4MB , US$530
- Core 2 Duo E6600 : 2.40G (266x09)/FSB 1066/L2 4MB , US$316
- Core 2 Duo E6400 : 2.13G (266x08)/FSB 1066/L2 2MB , US$224
- Core 2 Duo E6300 : 1.86G (266x07)/FSB 1066/L2 2MB , US$183

…安っ!
しかも前情報だとE6700(US$530)でFX-62(US$1031)と対等に戦えるらしい。
L2の大きさが効いてるのか、はたまたICPがAMD以上なのか。
それは実際に出回ってみないとわからないが、兎に角凄いらしい。

と言うか、どんだけPentium4やPenDが酷かったかを露呈するだけのような。('A`)
DDR2メモリの熟成を待ち、余り高価でないメモリでも高いパフォーマンスを出せる。
やっと天下のIntel様も本気を出した、と云うことでしょう。
…少し懸念してるのは、Intelチップに多々ある不具合。
YonahのCore DuoはCPUこそ良かったが、M/Bの不具合、厳密にはチップセットの不具合が多発。
最近でこそ対処されてるが…恒例の詰めの甘さと云うか。
AMDもチップセットでは笑えないわけで。
AM2対応のnForce5xxはnForce4以上に爆熱とか苦笑するしか…。


ま、個人的にはATiのSB600搭載のSocket939な板と89W版5000+が出ればいいなぁ、と思うわけで。