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2007年05月18日

●R600の真面目な話し

R600はひとつのシェーダーユニットの中に
・4つのスーパースカラ演算ユニット
・分岐ユニット
の5つのプロセッサを内包。
それが64個のクラスタを組んでいる。
爆熱なのはうなずける。

でもやりようはあるはずだ。
ひとつひとつの演算ユニットの電力制御は出来なくとも
シェーダー単位で制御する事は可能だ。
使ってないシェーダーへの電力供給をカットするなど難しい技術ではない。
と云うかどこのメーカーでも似たことはやっている。

何故AMD(ATi)はやらないのか。

答えは単純。

対費用効果が薄いからだ。
苦労して制御した割にユーザーへの訴追力は無い。

電気代の安い、ここ、アメリカでは。
性能が全ての市場では消費電力など気にならない、らしい。
しきりに消費電力を叫ぶのは日本とEUくらいか…。
発熱がクリティカルな要因にならない世界は羨ましい。


夏に来ると言われるR650では
・ON CHIP ドライバーの最適化
・細やかな電力制御
後ROPsの増加を盛り込んで欲しいものだ…。

参考:
後藤弘茂のWeekly海外ニュース
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0515/kaigai358.htm