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2006年01月20日

●ねこねこソフト、解散へ

ふらーっとネットを歩いてたら

ねこねこソフトが幕を引くそうです。 公式HPの表明文

終に、と言うか…そろそろだとは思ってましたが。

ユーザー最優先の商売してたらいつかは破綻しちまいますよね。
ここまでユーザーを思ってるメーカーっつのは珍しい方だと思われる。

しかし、財政的な文面以外にも内部でも意思疎通が難しいなったと思われる部位も。

「みずいろ」を基調としたぬるーい路線と
「銀色」や「朱」を基調としたシリアスな路線と。

この二つを同居させるのはやはり厳しかったように思える。
個人的には「銀色」の路線が好みだ。
「朱」はシリアスの表現がいささか好みではないのだが。

…やはり人間は如何なる状況においても無力であると痛感させられる方が良い。
「朱」は幸せとは何ぞやみたいなのを問うていたが、それでは少々説得力に欠ける。
どうしようもなく、一切の憂慮も無く、目の前で人間に死なれた時の、
その圧倒的な無力感を疑似体験出来たのは他でもない「銀色」だけだった。
そんな「死」を章が変わる度に見せ付けられるのだからかなり精神的には、来る。
そこへ姉妹の、と言うか、切る事が不可能な程に強かった絆がこうも簡単に解れてしまう様は
このココロにそれはそれはたいそう強く響きましたよ。

…最後のどんでん返しと言うか、あの終わり方を成し得たモノを自分は他に知らない。

そんなかなり自分のツボを付いたゲームメーカーではあったが…
それ以降はいつものぬるーい路線をひた走り、自分の興味から外れていってしまった。
しかし、それでもいつかは「銀色」に優るモノが出ると信じていたが…
どうやらその思いはここで終えてしまったようだ。(´・ω・`)ショボーン


最後の作品、「スカーレット」は、記念に買ってみようかとは思う。


潰れたブランドの中古買取価格って高いs(ry