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2006年05月16日

●帯域規制、始まる?

それは、ぷららの記事から始まった。
これはWinnyなどのP2Pソフトによる通信を制限するというモノ。
次いで、「@nifty」もそれに追随。

この二つのプロバイダは以前から同様の行動を取っていて
今回初めてそれを公の場に表した、と言うことになる。

しかし・・・

ITmedia >> hi-hoも帯域制限 上り1日15Gバイト以上で

終に他のプロバイダも同様の手段に出始めた。
どうやら裏で総務省などの政府が動いている ら し い 、のだが真相は不明。
少なくとも他にもDTIなどのプロバイダも更に追随する模様。


とは言え、通信内容を問わないとか酷い話しである。
自分達でFTTHなどの光速回線を進めておいてこの仕打ち。
上り回線の速さに惹かれてFTTHにした人が多いのにそれを規制し、
余裕が多い下り回線は無制限、こんなことをするならADSLで充分。

場合に寄っては自鯖を用いてる人に悪影響があるかも知れない。
BF2などのゲームサーバーを自宅で建てている人も多いだろうに。
MODファイルの公開やミラーリングも行っているサーバーなら
15GB/Dayの転送料なんてすぐ超えるのだが・・・。


方々で懸念材料とされてるこの件だが、良いニュースもある。
Googleなどの企業のみならず米国政府までもがこの方針に意見書を提出したそうで。
この大きな機関の意見書が、この国を少しだけ動かしてくれればいいのだが。

コメント

昔友人と話していたことだったか、またはどこかで読んだ
話だったのか定かではありませんが、ISP が広帯域回線を
普及させるためのキラーアプリって実は P2P くらいしか
ないんですよね。ISP だってその辺のこと理解してると思い
ますが、とはいえプロバイダ責任制限法とかもあって、自分
たちの手が後ろに回っちゃどうしようもないという考え方も
ありましょうし難しいところだと思います。

手段を間違えているつーのは大いに感じますが。

ネットただ乗り論とかもアリマスネ
http://www.cb21.co.jp/catchballnews/cbnews298.html

そういえばこんな記事が出てきました。

Winny通信の遮断は「通信の秘密」を侵害−−総務省判断をぷららが受け入れ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060518/238305/

コメントを頂きありがとうございます。
どうやら、通常のコメントがスパム扱いされていました。
申し訳ありませんでした。

>mitzさん
そのお話しはたぶん金子氏が話していた記憶がありますね。
逮捕後だか逮捕前だかは忘れてしまいましたが。
確かにP2PでないとFTTHクラスの帯域は使い切れませんからね。
最近になって無理やり帯域使おうとするサービス増えてきましたが。
例えば自宅で録画した映像を出先で見るとか…誰が使うのでしょうね。

法整備が整うまで、しばらくは静観ってところですかね。

>arrin氏
珍しい人からコメント来たんで少しビックリですわ。
>>ネットただ乗り論
コンテンツビジネスが形になるのが遅すぎたような気もしますが。
そのお陰で情報がタダであると思ってる人が多いのでしょう。
GYAOのコンテンツを全て有料化したらきっと誰も残らないのでしょうね…。

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