●不気味…
それは先日のお話し。
ふと目が覚めた、深夜の3時半。
目が覚めたというよりは寝付けなかった、と言った方が正解に近い。
家族は寝静まり、たぶん、覚醒してるのは自分だけ。
耳には時計の秒針が時を刻む音だけが聞える。
静かだ。
規則正しい秒針の音だけがする。
本当に静かだ。
いや、違う。
静かだが、静かでは無い自分がいる。
騒いでいる。
いわゆる、胸騒ぎがする、と言うヤツだ。
いつもの夜だが、何かが違う。
目を閉じても、何かが訴えてくる。
違う。これは違う。通常ではない。異常を感じる。
ピンと張り詰めたその空気を感じながらしばしの時間が流れる。
秒針の音が より大きく 聞えた そう思えた その瞬間だった
地震。
震度は…1〜2程度。大きくは無い。
横揺れ…これならさほど大きくならないだろうと経験と知識から予想する。
大抵、縦揺れから始まる地震は性質が悪いと相場は(科学的に)決まっている。
やがて揺れも収まる。
時間にして20秒弱と言ったところ。
再び、秒針の音しか聞えない世界となる。
心成しか、秒針の音が小さく聞えた。
やがて意識も落ちていった…。
寝坊した。('A`)