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2006年02月15日

●不気味…

それは先日のお話し。


ふと目が覚めた、深夜の3時半。
目が覚めたというよりは寝付けなかった、と言った方が正解に近い。
家族は寝静まり、たぶん、覚醒してるのは自分だけ。
耳には時計の秒針が時を刻む音だけが聞える。

静かだ。
規則正しい秒針の音だけがする。
本当に静かだ。

いや、違う。

静かだが、静かでは無い自分がいる。
騒いでいる。
いわゆる、胸騒ぎがする、と言うヤツだ。
いつもの夜だが、何かが違う。
目を閉じても、何かが訴えてくる。

違う。これは違う。通常ではない。異常を感じる。

ピンと張り詰めたその空気を感じながらしばしの時間が流れる。

秒針の音が より大きく 聞えた そう思えた その瞬間だった

地震。

震度は…1〜2程度。大きくは無い。
横揺れ…これならさほど大きくならないだろうと経験と知識から予想する。
大抵、縦揺れから始まる地震は性質が悪いと相場は(科学的に)決まっている。

やがて揺れも収まる。
時間にして20秒弱と言ったところ。

再び、秒針の音しか聞えない世界となる。

心成しか、秒針の音が小さく聞えた。

やがて意識も落ちていった…。


寝坊した。('A`)