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2007年07月13日

●CCCDとコピーワンス

どうやら現在の地デジのコピー回数が1回から9回になるそうな。
1回->9回の根拠は「3人家族で1人が3回のコピーをする」。

…はっきりしたことはただひとつ。
結局彼ら、コンテンツホルダーは何も分かっていない。
何故地デジが普及しないのだろうか、理解してるのだろうか。

録画機器が高いから?
電波を受信できない地域があるから?

…単純に使いにくいからだ。
コピー(ムーブ)に失敗したら、ハイ、おしまい。
誰が…使うのよ、そんなもの。
んじゃぁ、1,2回は失敗しても大丈夫にしましたって?
消費者を舐めるのも大概にしろと…。

そもそも…メディアって劣化するんだよね。
んじゃぁ、劣化したメディアはどうなるの?
このままだとHDDにも戻せない…。


結局にところ、CCCDの時と何ら変わっていない。
CCCDが世に出た理由は
「CDが売れないのはコピーしまくる消費者が悪い」
と言う、まさに「消費者は泥棒」と言う観点にある。
で、結果はご存知の通りだ。

CCCDをリリースしたレーベルが恨まれるならまだしも、
アーティストまでも睨まれてCD自体が売れなくなると言う…。

ここらへんはITmediaが詳しいので紹介。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0707/09/news008.html
次世代DVDが起爆しない5つの理由


で、コレが本題。

地デジもCCCDの二の舞にならなければ…
彼らは現状を理解することができないのだろうか?

利権者を守るのも大事と言う事は理解できるが、
消費者を押し退けた政策なんて誰も賛同しない。
こんな事するからYoutubeやらニコニコ動画やらが
繁盛するってのを理解してないのかね…。